マリア・ブルーの鳥


(あとがきと言い訳)

 長谷部の中編を、そしてこのあとがきまで読んでくださってありがとうございます。

「マリア・ブルーの鳥」は元々、去年の春あたりに短編として更新をしました。
 夜に更新して、一晩経ってから「この内容を短編で押しきるのはちょっと違うな」と後悔し、一旦下げて、今日加筆したものを再更新した次第です。なので一から八までは、シーンをいくつか追加していますが、大筋は過去更新していた「マリア・ブルーの鳥」と一緒です。
 元は短編として1ページにまとめていたので、今よりももっと駆け足展開で、さんは優しいままですがさらに有無を言わせず去っていって、もっと長谷部が理解する時間を与えられずに辛い目に合っていました。まだまだ展開早めとは思いますが、少しマイルドになったのではないでしょうか。

 というわけでこの長谷部の「マリア・ブルーの鳥」はここでおしまいです。
 本当はこの話に第九話を追加して、もう少し救いのある結末にする予定だったのですが、その「九」の部分がかなり膨らんできてしまったので、そっちはまた別の機会にまとめて書こうと思います。このお話はこれで良いのかなとも思いまして。
 気分的には第一部、完って感じです。第二部でまた改めて、この後の展開をもう少しすっきりできるまで書きたいと思います。タイトルは多分「1ポンドのケーキ」です。本当は結末まで書ききりたかったです、すみません。すみません。でもこのお話はこれで良いのかなとも思いまして。ごめんなさい。読んでくださりありがとうございました。